N様(80歳女性)
私は、主人の事務的な文書で残る公正証書遺言を見た時、自分は素敵な形で遺したいと思って、自分の本を作ろうかとも考えたりしていたんです。
息子二人それぞれとても個性的だから、心配な事は沢山あるけれど、なかなかゆっくり話をすることがありませんよね・・。
今の言葉は届かないかもしれないけれど、わたしが本当にいなくなった時、この綺麗な箱を開けて私の言葉をよんでくれたなら、きっといままでの言葉より心の中にとどめてくれるだろうと確信しています。
そう考えると、「ワタシのこたえ」のシートを眺めながらどのエピソードを残そうかと考えてワクワクしている時間が出来ていることに驚いているところです。
あわてずにゆっくりと答えを埋めていこうとかんがえています。
K様(50代女性)
私は、娘がこの白い箱をあけてから、悲しい顔をどんな風に笑い顔に変えようかと想いながら、「ワタシのこたえ」を埋めていこうとおもっているんです。どちらかというと娘とはもしもの話をするほうだと思っているんですが。
それでも更に準備されていたら、娘はきっと驚きます。そして、自分の時も同じことをするだろうと思うんです。
愛されていたことを知るのに多すぎてわるいものは無いとおもいます。
想いを伝えることの大切さはどんなに時がたっても変わることのない物のひとつだと考えています。
Y様(40代女性)
私は自分を整理することのアイテムとして考えています。
あまりまだ「ゆいごん」について考えることは少ないですが、普段生活している中では詳しく知ることのないゆいごんの話を学べたことは良い時間となっています。さっそく保険証券などを整理しなおしています。自分の為に何かをできている。そんな気持ちをかんじています。
s様(50代女性)
ワタシシルベは自分のお片付けをしながら、これからの時間をどのように使っていこうかと計画を立てていけるもの。と考えています。まずは、自分のアルバムを開いて、いるものといらないものを分けました。わたしのこたえに記しておこう。と思う出来事も思い出しました。子供のアルバムはたまにひらきますが、自分の物はとても久しぶりでした。この量の写真達を、息子たちに整理し、処分をさせることは気持ち的にも負担がかかるだろうと改めて感じ、良いきっかけとなりました。
I様(40代女性)
娘が二十歳となった自分の誕生日に作り始める事にいたしました。子供部屋もしばらく空いたままですから。ワタシシルベを開いて記入していく部屋にしました。まだ整理していないアルバムも部屋にまとめて移動させました。
娘の使っていた机でゆっくり腰を下ろして文字を書く時間を作っていきます。